私、ブレちゃいけない!!と
かたくなに思っていた時がありました。それは、「ブレる事が悪である」という世の風潮に感化されていたからなのかも。特に政治の世界では、「総理がまたブレた」などの表現で「悪い事」の代名詞として使われる事もあって、「ブレるのは良くない事」と思い込んでいたから。
でもある時、気がつきました。
「自分の意見を信じ続けるだけ」や「自分の言った事を曲げない事」がブレない、という事と全く違う事を。もっと大きな視点で対応する事がブレない事なんだと。例えば 、「夏休みを楽しむ!」という目的で動いているのであれば「ハワイに行く予定を、シンガポールに変更」したとしても、これはブレている事にならない。又、「成長する」が目的の場合は、「自分が信じている事を手放した」りしても、「会社を休んだ」りしても、はたまた「全く信じれない人の意見に従った」りしても、ブレている事にはならないのだ。なぜなら、成長の為にそうしたのなら。
これに気がついた時には、なんか肩の力が「ふーっ」と抜けたような気がしました。常に「こうあるべき」「こうしなくちゃいけない」などは、大きな事を成し遂げようとすればするほど増えてきてた気がしてたのです。でも、その時に「目的」をしっかり決め、そこに向かって「しっかりと運転する」という事にブレないようにする、という事を大切にしたら、走るのが楽しくなってきたのです。岩が出てきたら、当然、避けます。嵐になったらホテルに入っちゃって良いのです(その上泊まって美味しいディナーをしちゃっても良いのです、ついでにマッサージも受けちゃって良いのです♪)。ね、肩の力が「すーっ」と抜けますでしょ。
このように、「しっかりと運転する」という事にこだわる事が、ブレないという事だったのです。
だって、ハンドルのアソビがない車に、肩をガチガチにして運転している人の車になんか、誰も乗りたくないですよね。これは、「ブレない」という事を勘違いしている人の運転方法。真意をしっかりと理解していれば、キモチよく曲がりくねった道を走っていく事ができるのだと思っています。
信念を持って頑張っている人、にこそ大切な考え方だと思い、4月という新しい事にトライする大切な月に、この詩をお伝えさせてもらいました。頑張っている方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
うん、曲がりくねった道をゆこ〜♪
でも目的地には、絶対ついてやるじょ!ね、皆さんも!!
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